子ども・子育て支援

経済レポート

男性の育休取得の現状-2020年は過去最高で12.7%、5日未満が3割、業種で大きな差

■要旨   厚生労働省「雇用均等基本調査」によると、2020年の民間企業に勤める男性の育児休業取得率は過去最高の12.7%を示した。前年からの上昇幅は+5.2%ptと大きく、「働き方改革」などによる意識の高まりやコロナ禍による価値観変容の影響があるのだろう。一方、取得期間は5日未満が28.3%を占め、女性の育休とは大きな違いがある。   業種別には、圧倒的に「金融業、保険業」(31.0%)で高く、このほか「情報通信業」(14.8...

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韓国で男性の育児休業取得率が増加、その理由は?

出生率の低下が続いている韓国で男性の育児休業取得率が増加している。2002年に男性の育児休業取得者数は78人で、取得割合はわずか2.1%に過ぎなかったが、2020年には27,423人となり、取得割合も24.5%まで上昇した。なぜ、多くの男性が育児休業を取得することができるようになったのだろうか。韓国で男性の育児休業取得者が増えた理由としては、「パパ育児休業ボーナス制度」の施行が挙げられる。女性の労働市場参加の増加や育児に対する男性の意識変化等の要因もあるものの、それ...

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テレワーク拡大の子育て中の働く人々のこころの健康への影響

■要旨 本稿では、コロナ禍のテレワークの拡大が、子育て中の働く人々のこころの健康にどのような影響を与えたのかを、ニッセイ基礎研究所の独自調査のデータを用いて検証した結果を紹介する。この独自調査は、日本で新型コロナ拡大が始まったばかりであった2020年2月から3月と、その約1年後の2021年の2月から3月に、個人を追跡する形で行われたものである。 結果を先取りしてお伝えすれば、新型コロナの拡大以前にはテレワークをしていなかった、もしくは、頻度が多くなかった...