金利・債券

経済レポート

NOMURA-BPI(総合)のリターン悪化の背景

国内債券の主要なインデックスであるNOMURA-BPI(総合)は、インカム収入を考慮に入れた経過利子込みの時価総額加重型インデックスである。NOMURA-BPI(総合)には国内で発行される残存額面10億円以上の国債、地方債、政府保証債、金融債、事業債など、約15,000銘柄(2021年2月末時点)の固定利付債が組み入れられている。 NOMURA-BPI(総合)は、毎月25日頃を確定日として構成銘柄の入れ替えが月末に行われる。国債は発行月の翌月、金融債は発行月か...

経済レポート

リスク・リターンの推移から日本国債への投資について考える

残存1年以上、残存1~10年のみ、残存10年超のみで日本国債(固定利付債のみ)をそれぞれ時価総額加重で保有(以降、「残存1年以上」、「残存1~10年のみ」、「残存10年超のみ」と呼ぶ)した場合について、期待収益率(最終利回り+ロールダウン)とリスク指標の一つである修正デュレーションの過去10年間の推移を以下に示した(図表1)。この10年間で「残存1年以上」の期待収益率が0.9%程度低下して約0.3%に、修正デュレーションが2.3程度長期化して約9.8になっている。2...

金利予測に基づく債券インデックスのリターン

■要旨 過去10年の債券インデックスのリターンは、キャピタルリターン、インカムリターンともにプラスであった。ニッセイ基礎研究所「中期経済見通し(2020~2030年度)」によると、メインシナリオとして10年国債利回りは今後10年間でわずかではあるが徐々に上昇していくことが予測されている。この見通しに基づくと、債券インデックスの累積トータルリターンは10年間で5%になると推計される。今後の債券インデックスの投資への判断の一助としていただきたい。 ■目次 ...